「LPGAメディヒール選手権」笹生の快挙に刺激を受けた日本勢に大会直前インタビュー
2018年に新設され、今年で3回目の開催となる大会。サンフランシスコのダウンタウンに位置する会場は、1922年に設立され、1923年からプレーが始まった歴史あるゴルフクラブで、オープン以降、幾度にわたってコースが改修されている。北カリフォルニア随一の名コースで自然の景観が美しいが、アップダウンが激しくベイエリアでもっともタフかつフェアなコースと評判だ。
昨年はキム・セヨンが三つ巴のプレーオフを制し優勝を飾った今大会に、日本勢から野村敏京、上原彩子、山口すず夏が参戦。大会前日の上原、山口にインタビューを行った。
・今すぐ読みたい→
全米女子オープン優勝の笹生優花 優勝の要因に関しては・・・ https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yukasasou-new-heroine/
上原彩子
Getty Images
Q.先週はかなりタフなセッティングで4日間しっかり戦い終えましたが、今週に活かせる部分はありますか?
「コースについては、芝とかは一緒なのですがこちらの方がポアナはきついので、グリーン上はその辺のスピード感だったりショートパットっていうのが、大事になってくるかなと思います」
Q.ラフの伸び具合も今週は先週に比べるとそこまでは、といった感じですが、アプローチなどはどうですか?
「先週もそうでしたけど、今週もバンカーが効いてくるホールが多いので、ラフは先週よりは無いですけどやはり洋芝というのがあるので、アプローチとかは簡単ではないかなと思います」
Q.ドッグレッグもたくさんあってティーショットが重要だと思いますが、ポイントはどこですか?
「もちろんドッグレッグもあるので、ティーショットをフェアウェイから打つというのが第一条件にはなると思うので、その辺はしっかりグリーンに乗せていけるようにしたいなと思っています」
Q.今週で4連戦になりますが、調子は上がってきていますか?
「調子はそんなに良い感じではないんですけど、その中でスコアを作っていけるように頑張ろうと思っています」
Q.先週の笹生選手と畑岡選手の優勝争いを見に来られてましたが、どのような印象でしたか?
「最終日は日本人2人のプレーオフというすごい展開でしたし、本当に2人ともすごく良いプレーをしていたので、かなり私も刺激を受けました。笹生さんは優勝してずっとここのツアーで戦いたいという気持ちがあったのは知っていたので、そういった意味でも良かったと思います。しかも、あのでっかいメジャーで優勝したというのは、彼女にとってもすごく良い経験だと思いますし、これからもとても楽しみな選手だと思います。奈紗ちゃんについても、普段から頑張っている姿を知っているので、悔しい気持ちがすごく大きいと思います。でも、彼女もまだまだ若いですし、最終日の追い上げでプレーオフまで持ち込んでいたのは彼女らしいプレーだなと思うので、私も負けずにプレーできるように、2人に負けずに頑張りたいです」
Q.今週に向けて一言お願いします。
「今週も気温が低くて球が飛ばないので、その辺のジャッジをしっかりしながら。結構風が吹くコースだと思うので、その辺の判断をしっかりしながらプレーしたいと思います」
1 2
