LPGA女子ゴルフツアー「ヒューゲル エアプレミアLAオープン」予選落ちを喫した前週のリベンジに臨む日本勢に大会直前インタビュー
2018年に新設された本大会。ロサンゼルスの歴史あるハンコックパーク地区に位置する会場は1919年に設立。ハリウッドに近く、会員には著名人も名を連ねる。アマチュアゴルファーとしても有名なノーマン・マクベスによって設計されたコースは、細かいアンジュレーションに富み多くのバンカーが配置されているため、一打ごとのボールへの対処に慎重さと同時にチャレンジ精神も要求される。
日本勢からは河本結ら4人が参戦。予選落ちを喫した前週を跳ねのけ、奮闘を期待されるなか、河本、山口すず夏、野村敏京に独占インタビューを行った。
河本結
Getty Images
Q.先週はコーチのかたといろいろなことに取り組んでいましたが感覚はどうですか?
「感覚のズレもありましたし、コーチの言うことを受け入れることも大事ですけど、自分で考えることが1番大切だと思った週でもあったので、自分の良いところを残しつつコーチのアドバイスって言うのを取り入れるのが大事だなって。松山選手を教えて吸収してきたことを伝えてくれたんですけど、それを全部というか整理して吸収して行けたらと思います」
Q.土曜日、日曜日とパッティングもかなり練習していましたが、どのあたりに具体的に取り組みましたか?
「パターはとにかく出玉が揃ってなくて、リズムもいまいちだったので、常に同じリズムでしっかり打てたら、良いパットができるようなアドレスに変えました。後はそれをたくさん練習して、試合で同じように再現できると、ミドルパッドとか長めのものも、もっと決めきれるようになるかなと思っています。」
Q.今週のコースは特徴的なホールもたくさんありますが、どんな印象ですか?
「まずポアナ芝っていうのがLPGAで初めて経験する芝だと思うので、それは1つ楽しみかなというのがあって。コースは狭いっていう面では、すごく日本と似ているのでイメージを湧きやすいなぁというのはあります」
Q.上位争いするためのキーポイントは、どのあたりだと思いますか?
「毎ホールがキーになるんじゃないかなぁって。パットっていうよりかは、グリーンの横がめちゃくちゃ狭いので、とにかく狙ったところにしっかり打っていかないと、すぐボールが出たりすると思うので。セカンドショット、ティーショットで集中して打っていけたらなと思いました」
Q.河本選手は打ち分けもできるタイプなので(コースに)合ってるように思いますが、どうですか?
「今の自分のスイングの調子がどういう感じではまって来るかはわからないですけど、ショットメーカーには有利なコースだと思うので、どんどんピンに打っていけるようにできたらいいかなと思います」
Q.今週にむけて意気込みをお願いします。
「今週はどんどんピンを狙わされるホールが多いと思うので、ある意味、無くなっていた自分らしさっていうのをそれで取り戻せるかなと思っていて、一球一球大事に、一生懸命取り組んでプレーできたらいいなと思います!」
野村敏京
Getty Images
Q.今週の調子はどうでしょうか?
「ショットがあまり良くないですね。悪くは無いけど、なんていうかスイングするときに自信がないって感じですかね。こういう風に打ったらこういう方向にいくというか、そういうイメージがあるんですけど、今はそれがないんですね。練習場でもそんな感じです。その理由ははっきりわからないです」
Q.今週はどのあたりがキーポイントになりそうですか?
「グリーンが小さいので、やっぱりセカンドショットが1番大事じゃないかなと思いますね。セカンドショットとバッティングのスピードじゃないかなと思っています」
Q.ご自身の感覚が良くなってきたら、徐々に調子も上がっていく感じだと思いますか?
「そうですね。少しミスをするのは当たり前なんですけど、バーディーも取るけどボギーもすごく多いっていうのが今の状況です。ミスするにしても難しくないところにミスをすればいいんですけど、今はそういう(難しいところに行ってしまう)感じになってしまっているので、ボギーがたくさん出るのかなと思います」
Q.マネジメントと言うことですか?
「マネジメントというよりはショットの自信ですね。そこに行かないように打たないといけなくて、そこに行かないように打ったつもりでも、行ってしまうので大きなミスになってしまうという感じですね」
Q.パッティングはどうでしょうか?
「パッティングまぁまぁ、いつも通り、悪くはないです」
Q.今週も頑張ってください!
「ありがとうございます」