プロ野球・8チームの開幕投手が公表 メジャーから復帰の楽天・田中将大は?

タグ: , 2021/3/2

 プロ野球12球団の開幕投手が出そろってきた。巨人は大本命だった菅野智之投手が7度目の大役を伝えられたことが1日に判明。これで8チームの開幕投手が公表された。3月26日からの開幕カード別に、どのような顔合わせかまとめた。

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 パ・リーグはロッテを除く5チームで開幕投手が決まっている。注目カードから見ていきたい。

楽天・涌井秀章―日本ハム・上沢直之(楽天生命パーク)
 涌井はロッテ時代より3年ぶり10度目の開幕投手。田中将大の復帰で岸、則本昂とのハイレベルな開幕投手争いの中で軍配が上がった。昨季最多勝投手への信頼と経験で勝ち得た勲章だ。対する上沢は2年ぶり2度目。2019年6月の左膝蓋骨骨折から昨年6月30日に復帰し、8勝を挙げ完全復活ムードが漂う。

西武・高橋光成―オリックス・山本由伸(メットライフドーム)
 両者とも初の開幕投手というフレッシュな顔ぶれ。高橋は昨季序盤は調子が上がらなかったが、夏場以降に本格化。別人のような安定感でエースとして一本立ちした。真価が問われる1年になる。山本は山岡、田嶋との三つ巴の争いを制し、剛球で魅せるだけでなく、勝てる投球が求められる。実力は誰もが認めるところだが、初の2桁勝利は最低でも果たしておきたいところ。





ソフトバンク・石川柊太―ロッテ・未定(ペイペイドーム)
 千賀が出遅れ、同じ11勝で最多勝を分け合った石川が初の大役。ロッテは美馬が有力視されている。指名されれば楽天時代の2017年以来4年ぶり2度目。昨年は開幕投手に内定していたが、新型コロナの感染拡大で開幕が3カ月延期され、最終的に石川が2年連続で開幕投手を務めた。

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