2021年WBCの出場チームが16→20に拡大 メジャーでも知名度が高い注目選手は?
メジャーで活躍する注目選手は・・・
WBCで活躍した欧州勢といえばオランダが名高いが、多くの選手は中米にあるキュラソー島出身。過去にはマイク・ピアザがイタリア代表で出場し、第5回大会は監督として指揮を執る予定でもあるが、こうした多くのメジャー欧州勢は生粋の欧州育ちではない。「純血」とも言えるケプラーは、国際的なマーケット拡大を図るMLBにとって、非常に貴重な存在。今年3月の予選に招集できるか否かは、今回の予選の注目度を大きく左右する。開幕に比較的余裕のあるプール1に入り、投手と違い負担の少ない野手であることからも出場へのハードルは低いと言える。
またニカラグアのジョナサン・ロアイシガ投手は、ヤンキースのメジャー40人枠に入る投手。昨年はメジャーで4先発を含む15試合に登板し、31回2/3を投げ37奪三振で防御率4・55だった。こちらも出場すれば注目を集める。
プール2で実現すれば面白いのは、フィリピン代表へのメッツ参加マイナーのティム・ティーボー選手の選出。フィリピンのマニラ生まれの米国人で、NFLでスターQBとして活躍した。その後、野球に転向した異色の経歴を持ち、マイナーで修行を重ね、今年はメジャーキャンプに招待選手として参加する。米国ファンへの知名度は抜群だ。
日本は既に来年3月の本戦への出場権を得ており、東京五輪のその先に待つ、メジャーリーガーらが集結する世界の強豪との頂上決戦。そのライバルたり得るチームの動向も、今から見ておいて損はない。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]