ドラフト”3連敗”は史上4度目の珍事 気になる「外れ・外れ・外れ1位」のプロ入り後は?

タグ: , , 2023/10/28

 各球団の「外れ・外れ・外れ1位」のプロ入り後はどうなったのか。

 オリックスが1位指名した後藤は1年目の2011年に高卒の新人野手では球団史上初の開幕ベンチ入りを果たし、同年4月12日のソフトバンクホークスとの開幕戦(京セラドーム大阪)で「9番・右翼」のスタメンでプロデビュー。3年目からは5年連続で100試合以上に出場した。昨年7月に中日にトレード移籍。今季は52試合で打率.182、6打点をマークした。

 日本ハムが指名した渡辺は入団1年目の14年9月にスタメンでプロデビュー。19、20年と正二塁手の座をつかんで2年連続で100安打以上をマークした。22年オフにトレードで阪神に移籍。新天地1年目の今季は59試合で打率.177、2本塁打、10打点を記録した。

 ソフトバンクに入団した吉住は一軍でデビューすることなく、20年に戦力外通告を受けた。翌21年に育成契約で再出発を切ったが、二軍公式戦も3試合の登板に留まり、再び戦力外となって現役引退を決断した。その後はソフトバンクの球団職員に転身した。

 ロッテから1位指名を受けた上田は愛産大三河高(愛知)時代に夏の甲子園に出場するなど左の強打者として高校通算46本塁打をマーク。明大では東京六大学野球歴代4位の74打点をたたき出すなど打撃では大学ナンバーワンと評価する声もある。

 プロセスはともかくとして1位指名されたのは大変に名誉なこと。これから精進して「当たり・当たり・大当たり」のプロ野球人生をつかむことができるか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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