いよいよFA戦線が本格化 「注目ポイント」と争奪戦となりそうな「選手の名前」
日本ハム左腕の加藤貴は制球力がストロングポイントだ。今季は初の開幕投手を務め、24試合に登板し、7勝9敗、防御率2・87。打線との兼ね合いもあり、貯金を作ることはできなかったが、安定して試合を作ることには定評がある。
昨年1シーズンで与四球はわずか「11」だったことも話題を呼んだ。昨年4月19日の楽天戦(楽天生命パーク)では9回を投げわずか90球、3安打1四球5奪三振の好投で「マダックス」(100球未満の完封勝利を指す)を成し遂げたことも大きく注目を集めた。
今オフのFA戦線では力のある左腕が多く市場に出回る可能性が高いことも各球団、注視している。FA権を行使する選手は、日本シリーズ終了翌日から土・日、祝日をのぞく7日以内に権利行使の意思を在籍球団に伝える必要があり、14日が期限。NPB(日本野球機構)からFA宣言選手として公示されると、翌日から全球団との交渉が可能になる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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