SB近藤健介加入の「副作用」?球界OBが指摘する2023年版オーダーの「課題」とは
高木氏の予想開幕オーダーは以下の通り。
1番・右翼 周東佑京
2番・三塁 野村勇
3番・左翼 近藤健介
4番・中堅 柳田悠岐
5番・DH アストゥディーヨ
6番・遊撃 今宮健太
7番・一塁 中村晃
8番・二塁 三森大貴
9番・捕手 嶺井博希
投手・東浜巨
高木氏はこのオーダー発表に先駆けて「牧原(大成)と栗原(陵矢)が入っていない」と宣言し、実績のある2名のスタメン落ちを予想したことについて、栗原は昨年の怪我の回復過程にあること、そして牧原はポジションの関係であることを理由として挙げた。だがその際にも「牧原入れる?難しいんだよ」と苦笑。加えて、オーダーの説明の最中でも「コンちゃんが入ったことで左ばっかりになる」「やっぱり2番に牧原なんだよ」と現メンバーでのスタメン予想の難しさを訴えている。
牧原は昨シーズン、キャリア最多の120試合に出場し、規定打席にはわずかに届かなかったものの、打率・301、123安打、6本塁打、42打点という好成績を残した。プロ12年目を迎え、新たに背番号「8」への変更も発表されている中、高木氏の見解のように厳しい開幕スタメン争いに巻き込まれている。
近藤の加入決定以降、レギュラー奪取へ強い意欲を示しているとも伝えられている牧原。また、昨季左膝靱帯断裂という重症からの復活を期す栗原とともに、熾烈さを増すであろうソフトバンク野手陣のレギュラー争いを勝ち抜けるか、注目していきたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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