中嶋オリックス こぼれた勝利の裏側 注目集めた「3連投」「致命的エラー」
一方でこの日が3連投、シリーズ4試合目の登板となったフル回転の宇田川は責められないだろう。鉄壁のブルペン陣はチームのストロングポイントの一つだが、今シリーズはこの日、8回に登板した山崎颯が第3、4戦をベンチ外となるなど、その間もやりくりに追われた。この日はブルペンにエースの山本由伸も入れたが、起用はなかった。
シリーズ通じて両軍ともにミスの多さが目立つが、終盤に出たミスが勝利の分岐点ともなった。8回先頭をエラーで出してしまったことで、その後のビッグイニングを生む結果につながった。
逆王手をかけられて本拠地に戻る。第6戦の先発はエース・山本が予想される。シリーズ初戦で7失点KOされた右腕が意地を見せるか。熱戦はまだまだ終わらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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