追いつめられたオリックスで光る「フルスペック」助っ人の存在とは

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 この日、「6番・二塁」で先発出場したゴンザレスは4回に相手先発の大竹耕太郎から先制ソロを放つと、守備位置が代わった一塁でも好守を見せるなど、今シリーズは高い守備力でたびたび存在感を示している。

 メジャー通算107本塁打をマーク、アストロズ時代には2017年にワールドシリーズを制覇と勝利の厳しさを知る男でもある。内外野を守れるユーティリティプレーヤー、両打ちなどフルスペックさも魅力、ファンの間では「マーゴ」の愛称で定着している。

 シーズン打率は・217とふるわなかったが、日本シリーズに入ってからは代打でダメ押しの3点適時二塁打を放った第2戦から4試合連続安打と好調をキープしている。打率・333、1本塁打、4打点と攻守にわたって、奮闘している。

 心優しきベテラン助っ人をめぐっては、ファンの間からもSNS上で「来季も残留して欲しい!」「マーゴ、大好き!」と声も上がるなど、好感度は高まるばかり。

 逆王手をかけられたチームは本拠地の京セラドーム大阪に戻り、11月4日に運命の第6戦を迎える。先発予想はエース・山本由伸。初戦7失点KOされた右腕が意地を見せるか。好投を支える意味でもゴンザレス含め、ナインの守備の献身にも期待したいところだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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