「2/28大谷VS藤浪」実現も2人に温度差 期待隠さない藤浪晋太郎、淡々の大谷翔平
海を越えて9年ぶりの同級生対決は、メジャーでも話題だ。MLB公式サイトは「ドリームマッチ実現」と2人の物語を紹介した。「ドラフト1位入団の藤浪は、大谷と同じ天才とみなされていた」「高校時代の大谷は藤浪の引き立て役だった」と報じる米メディアも。二刀流スターとの対決で、米1年目の藤浪への注目度も高まっている。
ともに今季初登板へ、調整が進んでいる。大谷は登板6日前の22日に、藤浪は登板5日前の23日に、実戦形式のライブBPに登板。打者を相手に、そろって最速156キロ(97マイル)をマークした。
大谷は39球、打者のべ7人に1安打1四球3奪三振の内容。カーブ以外の変化球も交え「現時点では十分良かった。ここまで問題なくきている」と順調さをうかがわせた。登板後に日本へ移動し、3月8日(日本時間)開幕のWBCに照準を合わせる。
藤浪はマイナーの打者に計30球を投げて空振り5、ファウル7、安打性1本に抑えた。メジャー球の滑りや硬いマウンドについては「若干、滑るなという感じ。マウンドは特にないです。すごい困るというレベルではなく、修正できる範囲かなと思います」と環境の変化に対応しながらの手応えも口にした。
2人の激突は日本時間3月1日午前5時5分。日米ファンが、そのときを心待ちにしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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