【現役ドラフト】ヤクルトの注目選手は? 二遊間の逸材がリスト入りか
高津監督率いるヤクルトはどんな戦略をとってくるのか(C)TakamotoTokuhara/CoCoKARAnext
プロ野球の現役ドラフトが12月8日に行われる。昨年このシステムで移籍した大竹耕太郎(ソフトバンク→阪神)、細川成也(DeNA→中日)のように、環境を変えて飛躍する選手は現れるだろうか。今回はヤクルトの注目選手を挙げていきたい。
【関連記事】まもなく開催 第2回現役ドラフトで高木豊氏が「環境を変えればまだまだ活躍できる」と注目する選手たちとは
まず今回の現役ドラフトで規定が変わった点は、各球団2名以上リストアップが求められる中、その際、5000万円以上、年俸1億円未満の選手をリストアップした球団は、5000万円未満の選手を追加し、3人以上の対象選手をリストアップしなければいけなくなった。ほか、外国人選手、FA権取得者などは選出の対象外となっている。ヤクルトの場合、チームの柱である山田哲人、小川泰弘などはリストに入らない。残留が決まったドミンゴ・サンタナ、サイスニードの助っ人勢、今季FA権を取得した田口麗斗、シーズン途中にトレード加入した阪口皓亮も対象外だ。
考えうる選手のうち、投手ではキャリアを積んだ中堅どころに複数の候補者がいる。2015年のドラフト1位・原樹理はプロ8年間で通算27勝をマークしているが、今季は自身初の一軍登板なし。上半身のコンディション不良の影響もあったが、現在は身体的な問題はないとのこと。昨季は8勝を挙げているだけに、力を持っているのは周知の通り。リストに入れば多くの引き合いがあるだろう。