「山下舜平大の小型版のような」高木豊氏が注目する育成選手 「この3人は近いと思う」と支配下登録間近と見る逸材とは

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 さらには「ちょっと言い過ぎかも分からないけど」と前置きしながら、「山下舜平大の小型版みたいな」と表現。オリックスが誇る、次世代のエース候補、山下になぞらえて、それほどのポテンシャルを兼ね備えた選手だと高く評価した。

 京本は今春のキャンプで2軍スタートながら、途中の実戦で評価を高め、1軍合流。台湾遠征にも帯同し、3月3日に行われた「巨人90周年記念親善試合」楽天モンキーズとの試合で9回に5番手で登板。いきなり二者連続で四球を与え、無死一、二塁のピンチを招くも、その後は投ゴロ併殺打、三ゴロと落ち着いたマウンドさばきで5投手による無失点リレーの最後を締めくくった。

 京本について高木氏は「これからもっともっと精度良く出力が上がっていったら。これは使える選手になる」と将来に期待を寄せた。

 また巨人の育成からはドミニカ共和国出身、育成2年目右腕のエルビス・ルシアーノについて「可能性としたらすごくある」と評価。2月25日のヤクルトとのオープン戦で最速152キロを計測するなど、力強い投球を見せた右腕について球威があることを認めながら、今後は制球力などを課題とした。

 動画内ではほかにも中日において高い身体能力で注目される、キューバ出身の遊撃候補、クリスチャン・ロドリゲス、育成1年目で独立リーグから加入した俊足が売りの外野手、尾田剛樹、投手では松木平優太をピックアップ、ほかの球団の注目育成選手についても語っている。

 そして動画の最後で支配下登録が近い選手について聞かれると高木氏は「この3人は近いと思う」として、巨人の京本、ルシアーノ、中日、ロドリゲスの名前を挙げた。

 支配下をめぐる争いは今後ヒートアップが予想される。2024シーズン、どれほどの「育成の星」が出てくるか。注目したいところだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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