「山下舜平大の小型版のような」高木豊氏が注目する育成選手 「この3人は近いと思う」と支配下登録間近と見る逸材とは
躍動感あふれるピッチングスタイルも注目されている京本(C)産経新聞社
開幕まで残り1か月を切り、各チーム、いよいよ目指すペナント制覇のため戦力見極めの状態に突入している。
開幕1軍争いなど様々なし烈な戦いが起きている中、ひそかに注目を集めているのは支配下登録をめぐっての争いもある。背番号3桁から2桁へ、今春のキャンプでも多くの有望な選手の名前が飛び交った。この点に関して球界内でも考察の声が上がっている。
【最有力選手3名を発表!!】キャンプで実際に見て感じた支配下化登録を勝ち取れる有望育成選手について語ります!
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は3月3日に自身のYouTubeチャンネルに「【最有力3名を発表!!】キャンプで実際に見て感じた支配下登録を勝ち取れる有望育成選手について語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。キャンプの内容を踏まえて、今後、近い将来に支配下を勝ち取る可能性がある選手たちについて語っている。
まず冒頭では育成選手について「年々、優秀な選手が増えてきている」としながら、巨人で注目育成選手として挙げたのは中田歩夢だった。阿部慎之助監督も目をかけている2年目内野手に関して「守備はうまい、あとはバッティング」と話した。
さらに注目の存在として挙げたのは、チーム内外の注目が高まっている育成3年目の京本真だった。身長1メートル89センチの高身長から投げ下ろす150キロ超の剛速球が注目を集めている。高木氏も実戦登板を見たとした上で「これは面白いな」とコメント。観戦時は変化球主体でありながら、「まっすぐに力があるし、角度あるし。こういうピッチャーが支配下にいるんだと思って、すごく魅力的だった」と称賛の言葉を重ねた。