2024年の新人王は誰だ? 有望新人から有資格の若手まで 今季の注目ブレイク候補5人を選出!

タグ: , 2024/1/25

 日本ハムの2年目右腕・金村尚真も新人王候補の呼び声が高い。沖縄県出身で富士大学から2022年ドラフト2位で日本ハムに入団した金村は、昨季は開幕ローテーション入りを果たし、4月9日のオリックス戦でプロ初勝利を挙げた。

 右肩の故障もあり、プロ1年目は4試合で2勝に終わったが、防御率は1.80と安定感を見せた。今季はさらなる飛躍が望まれる23歳は、レイズとマイナー契約を結んだ上沢直之の穴を埋める活躍も期待される。新庄剛志監督の集大成となる3年目の年に、ローテの柱として輝きを放てるか注目だ。

 最後にもうひとり、ヤクルトの2年目外野手・澤井廉もブレイクの可能性を秘めている。昨季イースタン・リーグで18本塁打を放ち、最多本塁打賞を受賞。主砲の村上宗隆が2025年オフにもメジャー挑戦の可能性があるだけに、その後を引き継ぐ「4番」としての期待は高い。

 ヤクルトは楽天を戦力外となった西川遥輝を獲得したことで、外野のポジション争いが激しさを増す。中堅に塩見泰隆、右翼にはドミンゴ・サンタナが就くことになりそうだが、左翼には42歳の青木宣親や俊足の並木秀尊、長打力のある濱田太貴ら多数の候補がいる。

 澤井も同じく左翼のポジション争いに加わり、競争に打ち勝つことができるかがポイントとなる。昨季1軍で16試合に出場して打率.156という成績に終わった澤井。それでも、スイングスピードの速さや打球の飛距離は目を見張るものがある。23歳のロマン砲が、一軍で大きく羽ばたく予感がする。

 春季キャンプ、オープン戦を通じて、若手は開幕一軍への大きなアピールが必要となる。一生に一度しかない栄冠を手に入れる選手は誰になるのか。この春から戦いは始まっていく。





[文:別府勉]

【関連記事】佐々木朗希はどこへ向かうのか 選手会脱退報道にファンからも心配の声「もう少し日本で活躍してからメジャーに」

【関連記事】山川穂高を巡る“人的補償大騒動”で再注目 「称賛されて然るべき」内海哲也、長野久義という生き方

【関連記事】【現役ドラフト】巨人が大金星! 阪神ドラ1・馬場皐輔を獲得で現場も喜ぶ理由

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム