「もっとできると思っていた」 球界OBが2024シーズン振り返り"喝入れ”選手について語る 「課題」も指摘
度会はセ・リーグ新人初となる開幕から2試合連続アーチとド派手な活躍も話題を呼んだ(C)産経新聞社
今季のプロ野球界も様々なことがあった。
日本一を飾ったのはリーグ3位からの下剋上Vを飾ったDeNA。また多くの選手の活躍に話題が集まる中、思ったように成績を残せなかった選手もいるだろう。
【喝ナイン‼︎】期待してたのに…高木豊が期待していたがもっと活躍できたプロ野球喝ナインを発表します!
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12月22日に自身のYouTubeチャンネルに「【喝ナイン!!】期待してたのに…高木豊が期待していたがもっと活躍できたプロ野球喝ナインを発表します!」と題した動画を更新。独自の視点で"もっとできたはず"という選手を選定、課題についても語っている。
まず投手で名前が挙がったのは西武のエース、高橋光成。「まさか0勝だとは思わなかった」とぽつり。今季は右肩の張りで開幕に間に合わず、4月半ばに初先発もその後も黒星街道が続いた。15試合に先発し、0勝11敗、防御率3.87の成績に「彼が投げているのは迫力があるし、(打線との)めぐりあわせもあるよね」としながら、「勝ちきれなかった」とした。その上で来季は悔しさをバネに、勝ちきれなかった11勝を超える「15勝」を目標にして欲しいと語った。
さらに日本一に輝いたDeNAからは話題を集めたドラフト1位ルーキー、度会隆輝を指名。
"喝入れ選手"とするのは「ルーキーだからかわいそう」な面もあるとしながら、期待するからこその課題も指摘した。