日本一阪神 2024年オフの主力FA問題 高木豊氏が「手を挙げる可能性がある」とみる選手とは
また主砲・大山に関しては4番も務めチームの顔という側面もあり「それなりのことは阪神だったらしてくるはず」と球団側も金銭面など含め、しっかりフォローしてくるはずとした。残留が基本線としながら、オフの契約更改では球団側の複数年契約の提示を断り、単年契約を選択した流れを受けて、「FA宣言しそうな感じもしないでもない」と不確定要素もあると指摘した。
また巨人からは大城卓三捕手に注目した。オフの契約更改では球団から複数年契約の提示もなく、単年となっているが「多分(巨人を)出ないと思うけどな」としながら、仮にFA宣言すれば、昨年キャリアハイの16本塁打をマークと「打てる捕手」としても知られるだけに、興味を示す球団もあるとした。「(球団が)離したら大変だよ」と流出を防ぐためには、フロントの対応も鍵を握るとした。
高木氏は動画内ではほかの球団のFA取得選手の動向についても語っている。
昨年38年ぶりの日本一を達成した阪神においては主力が20代後半とまだ若く、これからが常勝軍団を築くにあたって大事な期間となる。果たしてFA取得年度となる選手たちはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。オフの動向も想像しながら、観戦するのも楽しみの一つとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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