「ポジションを失ってしまった」角田裕毅、予選好位置もスタートの出遅れが響く シンガポールGPはまたも不本意な結果に「かなり厳しかった」
また、シンガポールGPでは毎回セーフティカーが導入されてきており、今回も同様のシチュエーションが起こるものと想定していたとして、「セーフティカーが出れば私たちにとって良いチャンスになったかもしれませんがクリーンなレースだったため、それは起こりませんでした」などと振り返った。
さらに、チームの車両責任者を務めるギヨーム・デゾトゥーのコメントも掲載。「私たちはアグレッシブな戦略をとり、ミディアムタイヤでロングランを試みたが、前のマシンについていくだけのペースが足りなかった」とレース内容を評価。他にも、「我々は間違いなく、直接のライバルたちと比べてペースが少し足りない。そのため、次回からの3連戦に向けて最善の準備をしながら、何が違っていたのかを分析していきたい」と述べている。
過去2戦でリタイアを喫していた角田は、完走はしたものの不本意な結果でレースを終えることとなった。今季も残りは6戦、何とか前半の勢いを取り戻し、再びポイント争いに加わる走りを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「軽々しく決定できるものではないが…」F1ウィリアムズがサージェント解雇を決断!後任はコラピント「夢がかなった」
【関連記事】F1ストーブリーグの見通し 来季のキックザウバーには「ボッタスの経験値が必要」との声も
【関連記事】なぜ角田裕毅は“罵倒”しなくなったのか? 本人が明かした飛躍のワケ「自分は無線の使い方を学んだんだ」