V奪回を目指す高津臣吾監督の構想は? 「1番・塩見泰隆」の存在とレフトの争いに注目【勝手に”妄想”開幕オーダー|ヤクルト編】

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 クリーンアップは不動の4番・村上宗隆の前後に座る打者がカギを握る。今季も「3番・二塁」を任せられるであろう山田哲人が、開幕までに万全な状態で臨めるか。5番と6番にはドミンゴ・サンタナとホセ・オスナが座り、ポイントゲッターの役割を担う。状況に応じて中村悠平が両外国人の間に入る可能性もある。

 打線が本来の力を発揮すればリーグ屈指の爆発力があるだけに、あとはレギュラーを脅かすだけの若手の存在が欲しい。

 開幕「2番・左翼」には、球界野手最年長でNPB通算2000安打まであと「71」に迫っている青木宣親を据えたが、若手のアピール次第で様々なバリエーションが生まれてくる。足を使った攻撃を仕掛けるなら丸山和郁や並木秀尊、打撃を重視するなら濱田太貴や澤井廉、捕手と併用で外野にも挑戦する内山壮真も候補で、外野の一角を狙う争いは過熱しそうな気配だ。

 他にも山崎晃大朗や、楽天から移籍の西川遥輝も候補のひとりであることは間違いない。西川は過去4度の盗塁王を獲得するなど実績も豊富なだけに、新天地でもう一花咲かせられるか注目だ。

 遊撃は昨季、打撃不振に陥った長岡秀樹が再びポジションを不動のものにできるかが焦点だ。ゴールデングラブ賞も獲得した守備力には安定感があるが、こちらも開幕までに同期の武岡龍世らとの争いが予想される。

 今季就任5年目となる髙津臣吾監督が口にしていた「レギュラーと控えの差」を埋めていくことがV奪回への近道となる。屈辱のBクラス転落から再び頂点へと駆け上がる戦いが始まる。





[文:別府勉]

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