【勝手に“妄想”開幕オーダー・DeNA編】27年ぶり“完全V”への最適解は? 「マシンガン打線」に劣らぬ顔ぶれは壮観
日本シリーズMVPとなった“核弾頭”の桑原が塁上をかき回し、牧、佐野、オースティン、宮崎の「クリーンアップ+α」は球界屈指の打力を誇る。
長打と俊足を兼ね備えた梶原がチャンスメークとポイントゲッターの両方を担い、捕手の山本もシュアな打撃と勝負強さで存在感を示す。森はポストシーズンを経験して、成長の跡が見られる。
開幕投手は東しかいないだろう。昨季は自身初の2年連続2ケタ勝利を挙げた左腕は、今や誰もがベイスターズのエースと認めている。中日戦では5試合に先発して4勝0敗、防御率0.70と圧倒的な数字をマーク。「ドラゴンズキラー」ぶりに期待がかかる。
今回のオーダーからは外れたものの、控えにも実力者は多数控えている。
最激戦区は外野で、関根大気や蝦名達夫、2年目を迎える度会隆輝に加え、来季は筒香嘉智も開幕からチームの一員にいる。
他のポジションだと、遊撃に京田陽太や石上泰輝が入るパターンが考えられ、「超」が付くプロスペクトである松尾汐恩の起用法はどうなるか。また、ソフトバンクからトレードで加入の三森大貴も二塁を中心に内野のユーティリティ枠で重宝されそうだ。ベテラン捕手の戸柱恭孝、伊藤光のいぶし銀の活躍も長丁場のシーズンでは肝となるか。
隙のない打線が高橋宏を攻略し、東を援護できるかどうか。開幕戦から目が離せない展開になりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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