今秋ドラフトの目玉は創価大の右の大砲 「宗山超え」の競合はあるか
前述のデスクは言います。
「立石が優れているのは、そこで天狗になることなく、プロ入りを見据えて本職のサードだけでなく、セカンドにもチャレンジしているところです。本塁打が打てる右のセカンドとなれば、楽天の浅村栄斗のように起用の幅も拡がり、評価もさらに高まっていきます。去年の明治大・宗山もそうでしたが、キャプテンとして野球に対する真摯な姿勢も素晴らしく、そういった取り組みも高い評価につながってくるでしょう」
さらに立石の武器は「足」。50メートル走6秒0という俊足も光り、プロの世界ではトリプルスリーを目指せる潜在能力を兼ね備えています。
「現時点で立石の他にドラフト1位の12人、誰が名を連ねるかが流動的です。高校生投手では健大高崎の最速158キロ右腕・石垣元気や大阪桐蔭の最速153キロ右腕・森陽樹、大学生投手では東洋大の最速153キロ右腕・島田舜也、明治大の最速153キロ右腕・高須大雅らが評判ですが、一冬越してどんな投球を見せられるかがポイントになってくる。そんな中で立石の実力は頭一つ抜けている印象です。活躍次第では『宗山超え』の6球団以上の競合もあり得るかもしれません」(前述のデスク)
その打棒に、スカウトの熱視線が注がれます。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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