「走行不可能だった」角田裕毅の“不可抗力な接触”にサインツ母国紙が嘆き 不問判断に不満「ツノダの攻撃でチャンスは消えた」
マドリードに拠点を置く大手紙『as』は「スペイン人ドライバーはツノダからの攻撃を受けてポイントを逃した」と断言。破損したサインツのマシンを接写した画像を展開した上で「ややコントロールを失ったツノダに衝突されたサインツの車は側面を損傷した。穴は大きく、パフォーマンスの低下は相当なものだった。そこからスペイン人は防御を試みたが、劣勢に立たされた」と嘆いた。
また、大手紙『Mundo Deportivo』は、「空力性能が50ポイントも低かったから、走行は不可能だった」という本人のコメントを紹介した上で「ツノダの攻撃で、サインツのポイント獲得ができるわずかなチャンスは消え去り、右側に開いた大きな穴のせいでリタイアすることになった」と論じた。
波紋を呼んでいる角田とサインツの攻防。FIAが「不可抗力」と断じた以上はどうしようもないが、その余波はしばらく続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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