予選で大クラッシュ→決勝10位の角田裕毅は「WINNER」か「LOSER」か 各国メディアの反応は様々「全損は大きな痛手」「価値ある結果を持ち帰った」

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 さらに、「ツノダにとって悔しいのは、金曜のフリー走行ではマシンに対してかなり良い感触を掴んでいたことだ。だが予選でエンジンモードが最大化され、1秒を削る戦いになると彼は依然として目指すレベルには遠い位置にいる」などと分析する。

 また、大クラッシュから無事に決勝を走りきっての入賞は称えられるとしながらも、「せっかくフェルスタッペンと同じ最新仕様のフロアを手に入れたばかりというタイミングでマシンを全損してしまったのは、今後のスペアパーツやエンジンコンポーネントの管理において大きな痛手となる」と訴えている。

 一方、英メディア『CRASH』では、今回のGPにおける「WINNER」の1人に角田を挙げる。「ツノダは、姉妹チームであるレーシング・ブルズの(アイザック・)ハジャーに先着を許したものの、予選での恐ろしいクラッシュを経てピットレーンスタートから見事な追い上げを見せ、10位で最後のポイントを手にした」として、決勝での走りを評価。

 他にも同メディアは、「この日本人ドライバーの粘り強い走りは、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表やヘルムート・マルコからも称賛を受け、悪夢のような週末になりかけていた中で、最終的には価値ある結果をしっかりと持ち帰る形となった」と首脳陣の反応も伝えている。

 今回も予選から波乱の展開となり、レース内容にも様々な反響が上がっている角田。トップチームの一員という立場だけに、今後も多くの機会で各国メディアからの批評の対象となることは間違いないだろう。重圧を背負い、大きな期待も寄せられる戦いはまだ始まったばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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