後を引く角田裕毅の大クラッシュ…「エンジン部品の交換」で背負った降格ペナルティのリスクを英メディアが指摘「期待は実を結ぶ前に潰えてしまうかも」
さらに、コース幅が狭く追い越し困難なモナコも厳しいレースとなるものと予想しながら、同メディアは「RB21というマシンへの慣れや自信だけが課題ではない。イモラでのクラッシュのような出来事は、ツノダのシーズン中のパーツ使用枠にも影響を及ぼす」と指摘。
前回の予選後、決勝までに行われたマシン修復について、「新しいサバイバルセルやフロアといった部品が必要となり、内燃エンジン(ICE)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクスといった多くのエンジン部品の交換も必要となった」などと説明する。
続けて同メディアは、「こうしたパーツの使用はシーズン中に制限されており、ツノダが後にグリッド降格ペナルティを受ける可能性もある」と訴え、加えて、「もしそのタイミングが、彼がチームに慣れ始めた頃と重なれば、レッドブルが彼にかけた期待は、実を結ぶ前に潰えてしまうかもしれない」などと今後を見通している。
現時点の角田は、イモラでのクラッシュをはじめ、過去5レースでの安定感を欠く内容など、ネガティブな要素ばかりがフォーカスされる状況にある。事態を好転させるため、厳しい環境の中でもモナコでは浮上の兆しとなる走りをみせなければならない。ここからは今まで以上に、一つ一つのレースが正念場となることも間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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