不振が続く角田裕毅は「努力が足りない」 “恩師”トストが送る厳しい言葉「同僚と1秒遅れたら、昼夜問わずパドックにこもる」
「F3でもF2でもユウキは常に圧倒的なパフォーマンスで周りの人間を驚かせてきた。彼にとって全てが驚くほど容易にこなせていたように見えたからね。だから私はいつも彼に言っていたんだ。『ユウキ、F1ではもっと努力が必要だ』とね。チームメイトより0.5秒、もしくは1秒遅れたら、昼夜問わずパドックにこもるか、その原因が分かるまでデータを徹底的に分析する必要がある。でも、ユウキはまだその境地に至っていないんだ」
若くして台頭し、F1のスターダムをのし上がってきた角田。その才覚を知るトスト氏は、F1屈指の天才ドライバーであるフェルスタッペンと肩を並べるには、「努力が足りない」とも説く。
「ユウキには才能が間違いなくある。だが、残念ながら彼には自分の欠点を補うほどの勤勉さや努力が足りないんだ。ここからさらに成長できるかは彼次第だよ。私から言えることは、間違いなくレベルアップが必要だということだ」
来季の去就が不透明となっている角田にとって、“恩師”からの厳しい言葉はどう響くだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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