「予選のミスが足かせ」窮地に立つ角田裕毅に米メディアも厳しい視線…スペインGP新基準は「何らかの影響を与える」
また同メディアは、角田のここまでの結果などを踏まえ、「総合的に見て、カーナンバー22はトップ集団と戦えるだけの競争力を時折、披露している」と評しながら、「しかし、特に予選でのミスが続いており、それがレッドブルの新たなドライバーとしての足かせとなっている」などと指摘。
さらに、予選、決勝を通じて低調な結果となったモナコGPの内容には、「イモラでのクラッシュにより、RB21の最新アップグレードを搭載できなかったという問題もあった」と分析し、その上で、「夏休み前の次の数戦は、ツノダがレッドブルでの地位を確立するために極めて重要なものとなるだろう」と断じている。
他にも同メディアは、今回から導入されるフレキシブルウイングの新基準にも言及し、「多くのチームにとって予測不能な要素」と訴えており、「この規制がグリッドに何らかの影響を与えるのは間違いないだろう」と見解を示している。
果たして、新ルールによりどんな展開が繰り広げられるのか。そして、苦戦が続く角田にとっては、大きな重圧の中、予選から内容が問われるレースとなるだろう。今回こそ、浮上への足掛かりを掴むグランプリにしなければならない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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