【パ・リーグ編】プロ野球補強診断2024−25 佐々木朗希流出のロッテはFA石川柊太獲得、戦力低下を最小限に

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 オリックスはFAで九里亜蓮(広島)を獲得。宮城大弥、曽谷龍平、山下舜平大など若手実力派の多い先発陣に頼れるベテランが加わる。イニングを食えることが最大の武器で、直近8年続けて100投球回をクリア。23年には174回1/3を投げている。

 ドラフトでは1位で麦谷裕介(富士大)を獲得。身体能力の高さは折り紙付きで、1年目からセンターを守る機会が出てきそう。お家芸の下位指名からの戦力化もありそうで、東山玲士(ENEOS)や片山楽生(NTT東日本)からは古田島成龍と同じ“匂い”を感じる。

 ソフトバンクは甲斐拓也と石川がW流出する異例のオフ。和田毅の引退や若手選手の移籍もあり、ややネガティブな方向で過ごしてきた。それでも米国帰りの上沢直之をはじめ、トレードで濱口遥大、現役ドラフトで上茶谷大河と投手の実力者を獲得。甲斐が抜けた捕手は現有戦力で争う方向だが、バッテリー強化に努めたい意思は伝わってくる。

 昨季は記録的な低迷に陥った西武は外国人補強が中心。オリックスから大砲のレアンドロ・セデーニョを獲得し、MLB通算12本塁打のタイラー・ネビンとともに中軸を託す。エマニュエル・ラミレスとトレイ・ウィンゲンターと2人の救援投手が加入。ブルペン陣を分厚くしている。

 日本ハムはFAで福谷浩司、ポスティングで台湾の快腕・古林睿煬を獲得した以外は目立った補強なし。現有戦力の底上げを軸にリーグ優勝を目指す。

[文:尾張はじめ]

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