球界OBが予想する今季のパ・リーグ順位予想 昨年覇者のソフトバンクで「甲斐が抜けた穴」の影響は…
昨季も活躍が期待されたものの、開幕当初は制球難に苦しみ結果を残せず。その後は上半身のコンディション不良で調整の時期が続き、結果として11試合に先発し3勝6敗、防御率3.38という結果に終わった。
宮本氏は山下のポテンシャルを発揮すれば10勝以上はできるとした上で、右腕が再び活躍できれば、自ずと上位が見えてくるとした。
さらにオリックスといえば今オフ、九里亜蓮が広島からFAで電撃加入し話題となった。その九里について、両氏ともに期待したのは”イニングイーター”の役割。
2017年から8年連続100イニング以上を投げており、2023年にはリーグ最多の174.1イニングを投げ抜いた鉄腕として評価も高い。
野村氏も、「今はイニングを稼げるピッチャーは貴重」とし、1年間ローテーションを守り規定投球回以上を投げるだけでもチームにとってプラスだと、昨年苦しんだ先発ローテーションの一角を担う活躍を期待した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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