「日本の新たなサイクルが始まった」”第2次”森保ジャパンの初戦をブラジルメディアが総括!ウルグアイとのドローは「盛り上がりに欠けた」
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3月24日、国立競技場でサッカー日本代表対ウルグアイ代表の国際親善試合が行われた。カタールワールドカップ後初の公式戦となり、若返りを図ったメンバーで挑んだこの試合は1-1の引き分けという結果に終わっている。
鎌田大地、浅野拓磨、遠藤航らカタール・ワールドカップに出場したメンバーと共に、菅原由勢、瀬古歩夢といった若手がスタメンに名を連ね、ウルグアイをホームに迎えたゲームだったが、前半のうちに先制を許してしまう。前半38分にバルベルデに先制ゴールを割られると、日本は三笘薫が左サイドで得意のドリブルでチャンスを演出するも、得点に結びつけられず試合を折り返す。
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その後、日本は後半途中までに上田綺世や伊東純也ら4人の選手を投入すると、後半30分、その伊東のドリブルからのクロスを直前にピッチに送り込まれたばかりの西村拓真が合わせ、相手ゴールに押し込んだ。
同点になって以降は互いに攻め込むも、最後までゴールネットを揺らすことができず1-1のまま、試合終了のホイッスルが吹かれた。
森保一体制を継続する形として、2023年最初のゲームとなったウルグアイ戦には海外メディアからの評価も寄せられている。
ブラジルニュースサイト『globo.com』では3月24日、公式サイト上においてこの一戦へ以下の様に評している。
「日本代表の新たなサイクルが始まった。日本サッカー史上、ワールドカップ後、同じ監督が率いたこのゲームはいくつかの新機能を要求したが、ハジメ・モリヤスはチームの構造をあまり変更することはなかった」
他にも「試合そのものは、決して良いものではなく、どちらのチームも緊迫したプレーはしていなかった。もし勝敗が決するつもりであれば、より多く攻め、より多くのチャンスを作るはずだが、それでも日本は勝ち越すには十分ではなかったように思える」として、チーム力の差を指摘。