“本気の米代表”に高まる世界一への機運 大谷翔平の躍動はジャッジWBC参戦の刺激に?「多くの人があの経験を望んでいる」
そんな“ライバル”の姿が、ジャッジらにとって刺激となったのかもしれない。実際、電撃参戦発表後には、米代表としての出場をほのめかすスターが相次いだ。出場が囁かれるメンバーだけを見ても、かつてない陣容となるのは必至だ。
前回大会の決勝で大谷と名勝負を演じたマイク・トラウトは、日刊紙『Orange County Register』で「まだ、やり残したことがたくさんある。それは間違いない。もちろん出たいし、きっとそうなる」と断言。そして、各国代表の大物参戦がもたらす影響力を語った。
「あの時のファンの雰囲気、そして野球界全体が味わった経験は、多くの人にとって興味深いものだったと思う。そして今では多くの人があの経験を望んでいると思う」
ジャッジ参戦によって、“世界一”奪還に向けた機運が高まっている米代表。そんな強敵の存在は、大会連覇を掲げる井端弘和監督率いる侍ジャパンにとって間違いなく驚異。開幕まで1年を切った中で、大谷をはじめとするスターたちを厳選し、ケミストリーをいかに高められるかは重要な任務となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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