送球難克服を目指すウォーカーが秋季練習で行った“珍練習” 川相コーチが発案の意図を明かす「きっかけは散歩」
(C)CoCoKARAnext
2017年以来、5年ぶりのBクラスに低迷した昨季の巨人。大黒柱の坂本勇人が怪我で長期離脱するなど苦しい1年だったが、その中でも足を引っ張ったのが守備だ。2021年シーズンは45失策だったが、今季は阪神に次いでリーグワースト2位の82失策と倍増した。
【関連記事】原巨人 グリフィン獲得で追い込まれる「選手の名前」
そんな守備面を改善し、V奪回を目指す巨人は、昨季までフォーム総監督を務めていた川相昌弘コーチを1軍総合コーチとして招聘した。川相コーチは、同じく1軍打撃コーチに就任したデーブ大久保氏のYouTubeチャンネルに出演し、現在の巨人の守備について語った。川相コーチはコーチ就任の要請時に「特に今年は守備があまりよくなかった。技術的な部分で守備を立て直してほしい」と話をされたことを明かし、守備面の改革を任されていることを述べた。
守備面で特に苦戦したのが、昨季から加入したアダム・ウォーカー。打率・271、23本塁打と打撃面では存在感を発揮したものの、スローイングに難があり、守備で足を引っ張ってしまう場面もあった。昨季まで外野守備走塁コーチを務めていた亀井コーチの熱心な指導もあり、徐々にではあるが守備面での成長も見られるが、さらなるレベルアップのため、昨オフの秋季練習にも参加していた。
1 2