元巨人の大砲がド軍入り!? 打率2割で悩む男の電撃トレードの可能性が浮上する“事情”を米記者が指摘「価値はある」

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 パワーヒッターとして名を馳せ、“エル・ボンビ”(ガルシアの愛称。爆弾の意)の異名を持つガルシアだが、今季はパフォーマンスが低迷。打率.216、7本塁打、OPS.626と、成績はコンフォートとさほど大差のないものとなっている。むしろ、三振率(26.2%)の高さを考えれば、マイナス面が多いとも言えるかもしれない。

 果たして、強化に繋がるのか否か。当然、疑問視されるわけだが、ガルシアのドジャース移籍の可能性を伝えた米誌『Sports Illustrated』のディラン・サンダース記者は「レンジャーズにとって完璧なトレード相手はおそらくドジャースだ」と指摘。さらに「彼は球界でもトップクラスの平均打球速度を誇り、環境を変えれば、今以上に良い成績を残すはずだ」とし、ドジャースがガルシアを獲得するメリットを記している。

「ガルシアは苦戦を強いられ続けている。かつての強打者ぶりを取り戻すには、環境を変える必要があるかもしれない。そういう意味で外野手の層が薄いドジャースは交渉の価値があると言える。事態を好転させてくれることを期待するのは、もう一人の外野手を必要としているドジャースのチーム事情的にも良いはずだ」

 覚醒さえすれば、打線の核にもなり得るガルシア。もし、彼がかつての驚異的な打棒を取り戻せるなら、ドジャースにとって旨味のあるトレードとなりそうだが……。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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