阪神・岡田監督 佐藤輝に〝愛の喝〟入れていた ファンから「素晴らしいです」「これぞ人間教育」の声も
岡田監督は多方面に目を光らせている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今季18年ぶりの優勝を達成、快進撃を果たしたチームでまたも指揮官の「ファインプレー」が明らかになった。
10月8日に放送されたNHK「サンデースポーツ」内で阪神・岡田彰布監督と阪神OB・藤川球児氏との対談が放送された。
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同放送の中では岡田監督が再度就任した阪神監督に賭ける思いや、またシーズン中に佐藤輝明内野手に対してヒーローインタビューの受け答えを指導していたという点が明らかになった。
阪神では以前から佐藤輝をはじめとする主力選手が試合後のヒーローインタビューでどんな質問が飛んでも、「最高でーす!」と答える場面が目立っていた。
一方でこのシーンを評論家時代から見ていた岡田監督は疑問に感じていたという。
「ファンはどんな感じで打ったのかを聞きたいはずなんでね。『最高です』で済ますな。ちゃんと説明しろとは言うたんですよ」と、自らの思い、考えた言葉で答えるように指導したと岡田監督は藤川氏との対談の中で語っている。
声出し応援が解禁となった今季、阪神の観客動員数は291万5528人を記録、1試合平均4万1064人は巨人を超えて、今やリーグ1位、球界屈指の人気球団となっている。
そんな毎試合勝利を願って熱い声援を送り続けるファンに向けて、もっと丁寧に自身の意図、考えを説明しなさいと説いたというのだ。