「ええ選択!」岡田阪神の「選手再生法」がファンから支持される理由
選手起用が支持されている岡田監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
首位の阪神は16日の中日戦(豊橋)に9-4と勝利。14安打9得点の猛攻で今季初の5連勝を飾った。
勢いづく打線の中でひときわ存在感を示したのは佐藤輝明にもあった。先のDeNA戦で1試合2発放ったことも記憶に新しいが、この日は2点リードの5回無死一、二塁から左中間へ適時二塁打をマーク。自身4試合連続となる打点をあげ、リーグ単独トップとなる23打点目をマークした。
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先発の村上頌樹は5回に石川昂弥に3ランを献上するなど不安定な投球となったが、打線の援護もあり3勝目をあげた。
助っ人のノイジーもこの試合では来日初の4安打をマークするなど、猛虎打線を印象づける戦いとなったが、直近では岡田監督の先を見据えた起用も話題を集めている。
チームでは先発ローテーションの一角を務めていた西純矢が中継ぎに配置転換となることが決まった。
先発した14日のDeNA戦(甲子園)では、2勝目を挙げたものの、5回11安打4失点と乱調。岡田監督は試合後に配置転換を示唆していた。今季はここまで4試合に先発して2勝2敗、防御率5・59の成績だった。
西純といえば、「未来のエース」ともいわれ、150キロ超の球威ある直球と落差のあるフォークのコンビネーションが持ち味。一方で投球が単調になりがちなきらいはあり、打ち込まれるパターンが続いていた。