WBC優勝には何が必要?世界一経験者の岩村明憲氏がヤクルト・中村悠平に送った言葉とは
今回は国内組とダルビッシュ有投手(36)が2月17日からの宮崎合宿に参加する一方、大谷翔平投手(28)、鈴木誠也外野手(28)、吉田正尚外野手(29)、ラーズ・ヌートバー外野手(25)は、初戦の1週間前での合流が濃厚だと報道されている。合宿参加の遅れが不安視されているが、岩村氏はそこまで心配していないようだ。
「宮崎のキャンプでの意味は大きい。元々能力の高い選手たちの集まりだから、それだけで高いパフォーマンスを発揮することはできるかもしれない。でもコミュニケーションをとって、いろんな言葉を引き出せれば、より高いパフォーマンスが引き出せると思う」
後に合流する選手たちについては、「参加しない選手は数名しかいないわけなので、参加している選手たちと先にコミュニケーションを取っていけばいい話」といい、「大谷選手のような異次元の選手がチームメイトにいるわけだけど、そこは歩み寄ってしっかりとコミュニケーションを取っていかないとバッテリーとしての仕事ができない。ただ、もちろんそこは大谷選手も分かっていると思います」と選手の能力でカバーできるとした。
WBCまで与えられた時間は決して多くはない。そのなかでどれだけバッテリーとしての練度を高められるか。投手陣の健闘はもちろん、その能力を引き出す捕手陣の”仕事ぶり”が、世界一奪還の鍵を握るのは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【巨人】紅白戦スタートで注目される「がけっぷち組」の逆襲
【関連記事】巨人のスーパールーキー・浅野翔吾に早くも指摘された「弱点」とは
【関連記事】WBC優勝戦士・岩村明憲氏がヤクルト・中村悠平に語った『バックアップメンバー』の大きな役割