中日・根尾昂の投手としての評価は?江川氏が見解「制球はプロの一線級まではいってない」
根尾がフェニックスリーグでどんなピッチングを見せるのか注目だ(C)ACPHOTO
大阪桐蔭は2018年に2度目の春夏連覇を達成。当時の3年生は“最強世代”と呼ばれ、根尾昂、藤原恭大、柿木蓮、横川凱の4人がプロ入りした。中でも根尾の注目度は高く、4球団競合の末に中日に入団。鳴り物入りでプロの世界に入って5年が経過したが、途中投手に転向したこともあり、なかなか伸び悩んでいる。
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昨シーズンは主に中継ぎで25試合に登板して防御率3.41と上々の成績。さらなる飛躍が期待された“最強世代”の筆頭ではあるが、今シーズンは2試合の登板に留まった。それでも、2試合中いずれも先発で登板して、9月18日の広島戦では6回途中自責点0(失点4)、30日の巨人戦では6回自責点1(失点1)とQS率は100%。防御率は0.71と先発投手として注目したくなるポテンシャルを見せた。
プロとして投手2年目の根尾を野球解説者はどのように評価しているのか。昭和の怪物として巨人で活躍した江川卓氏が自身のYouTubeチャンネルで、根尾についてコメントした。江川氏は「勢いがあって良いフォームなんですけど、まだ制球っていう点ではプロの一線級というところまではいってない」「ハマった時は良いボールがいくんですけど、ハマらないとちょっとボールがバラける」と制球面の不安定さを指摘。