大谷翔平とレンドンが負傷交代…怪我人続出のエンゼルスに米識者は「本当にこのチームは呪われているのかもしれない」
今季4敗目を喫した大谷。オールスターは打者だけの出場になりそうだ(C)Getty Images
現地7月4日(日本時間5日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたパドレス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。6回途中5失点で降板し、4敗目を喫した。打撃でもこの日は3打数無安打に終わった。
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先発マウンドに上がった大谷は序盤、変化球中心の投球で3回までパドレス打線を無失点に抑える投球を披露。しかし、4回に2死から一、二塁のピンチを招くと、相手の6番打者・クロネンワースに右中間へタイムリーツーベースを浴び、2点の先制を許した。
5回も無死一、三塁のピンチを招いたが、ソト、タティスJr.を三振に打ち取り、何とか無失点に抑えた。
しかし、6回にパドレス打線に捕まった。無死一塁の場面でボガーツにスライダーを捉えられ、打球をレフトスタンドへ運ばれると、続くクロネンワースにも右中間席に着弾する一発を浴び、2者連続被弾で3点を失った。続く7番・サンチェスに初球を投じると、ベンチからネビン監督とトレーナーが飛び出し、大谷はこの回途中で降板。試合後に球団は「右手中指のまめ」のため降板したと発表した。
エンゼルスは現在、負傷者が続出中。3日(同4日)に左手首を負傷したトラウトは有鉤骨骨折で負傷者リスト入り。また、この日の試合に4番打者として先発したレンドンは、左脚に自打球を当て、足を引きずるようにしてベンチ裏に下がり、そのまま途中交代した。ウルシェラ、ネト、ドゥルーリーらも怪我で離脱しており、野戦病院化は深刻だ。