大谷翔平の異次元さが増大させる喪失感 エ軍専門サイトが退団に再び嘆き「偉大な選手を失うのは容易ではない」
ドジャースで絶好調の大谷。春先とはいえ、その存在感は日々増している。(C)Getty Images
大谷翔平が古巣に“失ったもの”の大きさを感じさせる春となっている。
現地時間3月3日に米アリゾナ州グレンデールで行われたロッキーズとのオープン戦に、「2番・指名打者」で先発したドジャースの大谷翔平は3打数3安打2打点を記録。これで今春は3試合で打率.714(7打数5安打)、1本塁打、5打点、長打率1.429、OPS2.207と、春先とは思えぬ仕上がりぶりを披露している。
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3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦に向け、すこぶる調子は良い。そんな偉才の現況は、古巣エンゼルスは苦々しく見ているのかもしれない。
エンゼルスをこよなく愛し、日夜ありとあらゆる情報を発信している米専門サイト『Halo Hangout』は、「選手が来れば、去りもする。それが野球のビジネスにおける仕組みだ」と前置きしたうえで、「世代を代表する偉大なプレーヤーを失うことは決して容易なことではない」と強調。2018年の入団から数多の金字塔を打ち立ててきた大谷の喪失に想いを馳せている。
「こうなることは決まっていたようなものだった。エンゼルスがオオタニの残留に動いているとは言われていたが、ドジャースの二刀流のスーパースター獲得は早い段階から決まっていたのだ。彼の締結した契約は常識外れだが、ドジャースはしっかりと価値を見出していた。オオタニがワールドシリーズ制覇を何度ももたらしてくれるなら、なおさらである」