PS進出からまた一歩後退 直近2戦で22失点と“投壊”で土俵際のエ軍に嘆き「オオタニが勝利に結びついていない」

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8戦連続ノーアーチで今季ワーストとなった大谷。そんな二刀流スターにおんぶにだっこのエンゼルスも苦境に立たされている。(C)Getty Images

 どうにもうだつが上がらない日々が続いている。悲願のポストシーズン進出を目指してきたエンゼルスだ。

 現地8月12日に敵地で行われたアストロズ戦でエンゼルスは3-11と完敗。前日に続く大量失点で2連敗となり、ワイルドカード争いでもポストシーズン進出圏内から6.5ゲーム差と遠のいた。

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 この日は4回と5回に7点を失って劣勢となった。エンゼルスは5回と6回に1点ずつを返したが、8回に再び4失点。怪我人が相次いでいるチーム状況で「頼みの綱」と言うべき大谷翔平は6回に打球速度118.3マイル(約190.4キロ)の二塁打を放ったが、打線に火はつかず……。投手陣も2戦で22失点と無残に打ち込まれた。

 チームを率いるフィル・ネビン監督も「明日は大きな試合がある」と話すにとどまったが、投打がかみ合わない状況に頭を抱えているのは間違いない。そんなエンゼルスの苦境には現地記者たちも嘆きの声をあげる。

 3-11で敗れた現地11日の試合後に「もう彼らは負ける訳にいかないはずなんだ」と自身のX(旧ツイッター)に投稿していた米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は「これでエンゼルスはアストロズに16年から45勝90敗だ」と指摘。ライバルに対する圧倒的苦手意識を植え付けられている点を紹介した。

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