大物加入が続くエンゼルス フロントが”鼻息荒い“一方で専門メディアは冷静な考察「プレーオフに進出できるとは言い難い」
他にも、若手選手の重要性を説くとともに、投手陣の与四球率の高さの改善も必要であると主張。また、強豪ぞろいのア・リーグ西地区の戦いの中で、2028年でのラスベガスへ本拠地移転を控えるアスレチックスもチーム力向上があり得るとして、「さらに厳しいライバルになる可能性もある」などと見通している。
同メディアはこれらの要素を並べた上で、来季のエンゼルスについて、「このチームが2025年にプレーオフに進出できるとは言い難い」と評価。それでも、「組織が忍耐強く、トレード市場をうまく活用していけば、長いポストシーズンの干ばつを早ければ数年以内に終わらせられるかもしれない」として、ポジティブな見解も示している。
トピック内では、「オーナーのアルテ・モレノは、エンゼルスが来年巻き返してプレーオフ進出を果たせると考えている」とも綴られている。その強い意欲をどれだけ成績に結び付けられるか。球団フロントの真価が問われるシーズンとなるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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