中野友加里が語る「フィギュアスケーターの年間スケジュール・シーズン編」1番ピークを持って来る大会は・・・

タグ: , 2020/11/26

 フィギュアスケーター女子元日本代表の中野友加里さんがフィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。

今月21日に公開された動画では、「フィギュアスケーターの年間スケジュール・シーズン編」として、シーズン中の選手のスケジュール、さらには海外遠征でのエピソードについて紹介している。

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選手によって調整の仕方は様々


冒頭、一般的な選手の年間スケジュールについて、ボードを用いて説明する中野さん。

「4月から8月にかけてはオフシーズン。そしてシーズンインする9月には全日本選手権の第1次予選が始まり、トップ選手は10月〜11月にかけてGPシリーズに参戦します。そしてGPシリーズでトップ6になると、12月にはGPファイナルが行われます。そのGPファイナルが終わると、あっという間に全日本選手権になります。ここで皆さん大体一度ピークを持ってきますね。
全日本が終わると、四大陸選手権に出場する選手は少し休息を挟んで大会に臨み、最後の世界選手権にまたピークを持っていく。オリンピックイヤーは、これらの大会に加えてオリンピックがあるというのが一般的な流れかなと思います。」

9月から翌3月へ、およそ7ヶ月間に渡るシーズンだが、その中で、選手によって調整の仕方は様々だという。

「先に述べた主要大会以外に、9月から3月のシーズンにかけて、B級大会と呼ばれる、ISU(国際スケート連盟)のポイントに入るものの大きな大会ではない国際大会に出場する選手もいます。
そこで試合勘、試合の数をこなし、試合を練習にしていくことが多いです。
年間の出場試合数は、少ない選手で5〜6試合、多い選手で7〜8試合、中には10試合くらい出る選手もいます。
私が1番多かった年はなんと、11試合でしたね。17歳のシーズンでしたが、主要大会に加えて、インターハイ、国体と地方大会にいくつか出場しました。毎週試合に出場しているのではないかというくらいでしたね。高校生で体力があったからこそやれたのかなと思います。」





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