「同情する」相次ぐ故障でもう限界か エ軍378億円男の“電撃引退説”を米記者が指摘「彼はあまり野球が好きではない」

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「そのまま引退を決断するかもしれない。少なくとも私はもう終わりだと思う」

 そう語るのは、米スポーツ専門局『ESPN』のリポーターであるエルデン・ゴンサレス記者だ。米ポッドキャスト番組『Baseball Tonight』に出演した際にレンドーンについて問われた際に、「ナショナルズに在籍していた時から、彼は『あまり野球が好きではない』と言及していた。FAとなった当時、(獲得を検討するチームの間で)その話はとても重要なことだった」と解説。その上で本人の胸中を推察した。

「レンドーンをよく知る複数の関係者に話を聞くと、彼はそのまま引退を決断するかもしれない。腰の手術が重くのしかかっており、今シーズン終了後は1年しか契約が残っていない。私はもうエンゼルスの一員として今後プレーすることはないだろうと思う。本当にそう思うんだ」

 約1年前となる昨年2月には、キャンプ取材の場で「自分にとって野球は最優先事項ではない。これは仕事。生計を立てるためにやっている。仕事より信仰や家族の方が大事だ。もし野球を優先しなければならないなら辞めるだろう」とも語っていたレンドーン。そうした言動をふまえたゴンサレス記者は「大金をはたいて獲得した選手だったから、彼の姿勢に苛立ったエンゼルス関係者はいるだろう」と論じつつ、かつての打点王の現況を憂いた。

「このままでは球界史上最悪の契約になってしまうかもしれない。ただ、多くの怪我に見舞われたことには同情する。とても悲しい終わりを迎えるだろう」

 全治6か月と見込まれる負傷離脱を余儀なくされ、「壊滅的な状況」(エンゼルス専門メディア『Halo Hangout』)とも揶揄されているレンドーン。残り契約期間はあと2年だが、果たして――。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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