ドラフト巧者・広島が得意の「1位公表」成功例と勝率は?

タグ: , , , 2023/10/22

 広島はこれまで公表した8度のうち5度、指名に成功している。さらに昨年ドラフトでは広島を含めた過去最多9球団が1位公表したが、いずれも公表球団に指名選手が入団。公表したことによる勝率、過去の成功実績に加え、先手を打つことで他球団を受け身に回らせるアドバンテージもある。

 今回1位公表した青学大・常廣は最速155キロ右腕で、6月の全日本大学選手権で18年ぶりの優勝に貢献し、MVPと最優秀投手賞を獲得。ドラフト豊作年といわれる今年の大学生投手のなかでもナンバーワンの呼び声が高く、1位競合は必至といわれている。

 広島の公表により、他球団は重複覚悟で指名に踏みきるか、抽選を避けて一本釣りを狙うのか、さまざまなシミュレーションをして指名を読み合う。公表も、非公表も戦略。12球団の駆け引きが、ドラフト最大の醍醐味でもある。

 さらに今回、広島が公表する数日前に、阪神の岡田監督が事前の1位非公表を12球団に提言したばかり。言い出しづらい空気が漂ったが、広島は岡田監督の先制攻撃をものともせず、宣戦布告する形となった。

 ドラフト巧者といわれる広島が、勝算を見込んで積極的に活用する「公表戦略」。吉と出るか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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