「練習するしかない」中日助っ人の守備に球界OBから注文がつく理由
中日は27日の広島戦(マツダスタジアム)を2-3でサヨナラ負け。先発の柳裕也は7回5安打無失点と好投したが、リリーフ陣が粘れず、最後は力尽きた。
ここまで「8回の男」としてチームに貢献してきた清水達也が試合前に右ひじの違和感のため、登録抹消に。スクランブル態勢となったことも響いた。
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開幕から一回りして最下位争いと重苦しいムードが漂う。苦境のチームの中で、厳しい目を向けられているのは新助っ人、アキーノにもある。
ここまで17試合に出場し、打率・161、1本塁打、6打点と打棒も湿りがちだが、注目を集めているのは守備難にある。規定に達している外野手部門ではトップとなる失策「3」を記録している(27日現在)。
20日に行われたヤクルト戦(神宮)では初回二死一、三塁の場面、オスナの左翼線に転がったクッションボールの処理にもたつき、一塁走者のサンタナも本塁生還させてしまうというお粗末ぶりを見せた。これには中日ファンの間からも嘆きの声が漏れた。
こんなアキーノの守備に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。現役時代は名外野手として知られゴールデン・グラブ賞も獲得、中日の黄金時代を支えた英智氏は23日までに更新した野球系ユーチューブチャンネル「野球いっかん!」に出演。アキーノの守備について言及した。