「殺すつもりでいく」朝倉海の“異例挑戦”を受けるUFC王者パントージャが返討を宣言「日本でも人気が出るといいな」
UFCのベルトを保持するパントージャ。(C)Getty Images
大一番への期待が膨らんでいる。
元RIZINバンタム級王者の朝倉海は、現地時間12月7日に米ラスベガスで行われる『UFC310』で現UFC世界フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)の保持するタイトルに挑戦する。総合格闘技団体では世界最大級の人気を誇るUFCにおいて、デビュー戦にして世界戦が組まれるのは異例だ。
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RIZINから世界へ――。今回のマッチメイクを推し進めた「朝倉は今勢いに乗る強力な日本人ファイターの1人。生まれて初めてのUFCの戦いで、その名を轟かせることになるだろう」とダナ・ホワイト社長が言うように、朝倉への期待値は日々強まっている。
そんな日本からの刺客の挑戦を受諾した王者も揺るぎない自信を覗かせる。33戦28勝5敗(8KO)で、いまだKO負けのないパントージャは、英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』のインタビューで「アサクラにとってはこれ以上にないチャンスじゃないか」と指摘。その上で「12月7日は俺がもっと良い地位に値することを示す絶好の機会になる。試合を見た人に、俺がどれだけ驚異的なのかを証明したい」と朝倉を返り討ちにする意気込みを語った。
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