痛恨の逆転サヨナラ被弾の阪神・湯浅京己 球界OBは投げ込み不足を指摘

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 佐藤氏は最終回の投球には「良いボールと悪いボールがはっきりしていた」として、イニングを通じて制球に苦しんでいたと述べており、さらに小深田への1球にも「あそこをホームランにされるということはボールに勢いがないということ」と分析。また、この日のマウンド上での表情に触れ「自信が無いように見えた」と印象を語っており、他にも投球時の上体の高さについても「下半身は低く、手は高くというイメージを意識しないと、ボールが指にかからない」と説いている。

 加えて「ちょっと余談だけど」として、湯浅を含めたリリーフ陣全体にも言葉を投げかけている。佐藤氏は「出番が無い(調子が悪い)ときはブルペンでボールを投げるということをしないといかん」と話し、続けて、「(ブルペン待機時に)最初に15球程度を投げ、その後出番に備えて再度、肩を作るという通常の投げ込みパターンだけを行っているようでは、調子は上がってこない」と指摘。「調子が悪いのであれば、ブルペンコーチもいつも以上に投げさせるべき。湯浅もそれが必要に思う」として、不調時の投球数への持論を展開している。

 その他にも「二軍に行かない限りは(公式戦の)どこかでそういうこともやっていかなければ」とも語っていた佐藤氏。開幕から2か月が過ぎ、夏場を前にしたこの時期、首位チームを支える救援陣にも何かしらの配慮が必要なのかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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