「四球が余計だった」配置転換も視野 球界OBからも指摘された阪神・湯浅の「不安材料」とは

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湯浅は侍ジャパンの一員としてWBCにも出場した(C)Getty Images

 阪神は8日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に4-6と今季初の逆転負け。9回から登板した守護神・湯浅京己の乱調が誤算だった。

 杜の都に阪神ファンの悲鳴が響いた。試合終了まであと一死の場面、9回二死一、二塁で打席に入った楽天・小深田大翔は湯浅が投じた高めの146キロ直球をフルスイング。ボールは伸び、阪神ファンが陣取る右翼席へと飛び込んだ。打球方向を確認した湯浅はがっくり。チームにとっても最下位楽天相手に痛い星を落とした。

【動画】湯浅が1点リードの9回二死一、二塁から小深田に痛恨の逆転3ランを被弾、呆然とするシーン





 WBCにも出場した剛速球右腕に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍。引退後は日本代表コーチも務め野球解説者の高木豊氏は、8日に更新した自身のユーチューブチャンネルで湯浅の状態について言及している。

 週明けからの交流戦3連戦の戦いぶりを振り返る企画の中で、3ランを打たれた湯浅に関しては「ちょっと心配だな」と案じる様子を見せた高木氏。

 湯浅に関してはWBCから帰国後、右腕の張りとコンディション不良もあり、4月16日に登録抹消。時間を使って再び5月26日の巨人戦(甲子園)から一軍復帰、今月3日のロッテ戦(甲子園)でも味方のエラーから失点を許していた。

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