「3勝3敗で乗り切れたのは大きい」首位・阪神の“粘り強さ”を球団OBが称賛!過酷な6連戦で光った右腕の貢献も強調「復活しいい仕事をしている」
復活した湯浅の奮闘も目立った(C)産経新聞社
開幕から混戦が続いているセ・リーグでは、藤川球児監督率いる阪神が5月最終週の戦いを前にして首位に立っている。前週には巨人、中日を相手に、甲子園とバンテリンドームを舞台に6連戦を戦った。
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僅差で首位争いを演じているライバルの巨人には1勝2敗と本拠地で負け越すも、中日には2勝1敗で勝ち越し。また、敗れた3試合がいずれも1点差ゲームとなるなど、阪神の粘り強さが目立った。さらに、巨人戦初戦では才木浩人が完封勝利を収め、また23日の中日戦は5投手による無失点リレーで延長戦を制するなど、リーグ屈指の投手陣のクオリティも見せつけている。
そして、熾烈な首位争いが続く中で6連戦が五分の勝敗に終わったものの、その戦いぶりを手放しで称賛する球団OBからの声も伝えられている。
現役時、阪神を含め4球団に在籍し、通算129勝をマークした下柳剛氏が、自身のYouTubeチャンネル『柳に風』を5月26日に更新。20日からの6連戦における阪神の試合内容についてコメントしている。
動画の中で下柳氏は、各試合の結果に触れながら、「湯浅(京己)が復活していい仕事をしていることで、リリーフ陣の厚みが増してきた」と述べており、さらに「(中日戦では)イニング跨ぎでも投げた」と続け、この1週間で2勝を記録している右腕の活躍ぶりを評した。






