「みんなヤクルトの後輩なので」古田臨時コーチと選手との“貴重な時間” 2年目右腕も「いまの自分に大事なこと」

タグ: , , , , 2025/2/9

 「今年はやらなきゃいけない」と、ルーキーイヤーの1年目はプロ初登板で無四球完封勝利を飾ったが、3試合の先発で1勝1敗、防御率.4.40の成績に終わり「悔しい思いもした」といい、「ド真ん中にカウントを取るボールとか、そういう練習をあまりしていなかった」と気づかされた。

 「腹くくってどんどんストライク先行で投手有利にカウントしていくことが大事だよ」という言葉は「いまの自分に大事なことだと思いました」と、胸に突き刺さった。

 自身が野球に興味を持ち始めた頃は、古田臨時コーチがヤクルトで選手兼任監督を務めていた時代。さらに「僕は『フルタの方程式』もよく見ている。そのYouTubeもすごく勉強になっています」と、古田臨時コーチのYouTubeも、自身の成長に欠かせない材料となっている。

 若手だけでなく、45歳のベテラン・石川雅規も「今の自分があるのは古田さんのおかげだと思っている」と話す。今年もブルペンでボールを受けてもらい、「僕自身いい刺激になりますし、初心に戻れる。背中を押してくれるいいスイッチになるので、すごく楽しい時間を過ごせました」と振り返った。

 古田臨時コーチはプロ24年目を迎える左腕について「彼は彼のペースでやってますから。健康的にいかにやれているかが大事なので、そういう意味でいうと、本人も表情が明るいので、非常にうまくここまできてるんじゃないかと思います」と、安心した様子で語った。

 今キャンプでも存在感が際立つ古田臨時コーチ。選手たちは沖縄で“貴重な時間”を過ごしている。

[文:別府勉]

【関連記事】「見やすかったので」燕の“レジェンド”捕手が助言→即修正 球界最年長左腕に向け「さすがですね」

【関連記事】ブレイク寸前で起こった“悪夢”――燕24歳が好調時に感じた「変化」…今季こそ飛躍のとき

【関連記事】【ヤクルト】守り勝つための補強 “打者有利”の神宮で「剛腕復活」への期待 ドラ1右腕の完成度にも注目

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム