元バルサ名手が指摘するサッカーの“オワコン化” 「0-0での勝点1」に廃止論「高い入場料を払う試合が0-0なんてあり得ない」
現在、若年層に圧倒的な人気を誇る7人制フットボール『キングスリーグ』の運営者でもあるピケ氏は、何よりもエンターテインメント性を重視している。だからこそ0-0で終わる試合を断じる彼は、こう続けている。
「僕が案を出すなら、0-0で試合が終わった場合には、両チームが獲得できる勝点をゼロにする。そうすれば、70分を過ぎたぐらいには、必然的に試合はオープンな展開になるはずだ。国際サッカー評議会は何も変えようとしない。変化を恐れ、何も変えようとしない年老いた連盟の人間に頼っていてはいけない」
昨年3月には「もう90分は無理だ。せいぜい(若い世代が受け入れるのは)30分か、40分くらいじゃないかと思う。これはトレンドなんだ。それは止められないし、適応しなければならない。僕たちは新しい形を見つけなくてはいけない」と、サッカーの現行スタイルの“オワコン化”を指摘していたピケ氏。誰よりも90分の戦いに身を投じてきたレジェンドの指摘は、辛辣だが、説得力は抜群。実に興味深いものである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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