王、野茂、松井ら過去6人しかいない栄光 岩瀬仁紀は殿堂初年度選出を果たせるのか
その2年前の2014年には野茂英雄(元近鉄、ドジャースなど)が選出された。日米通算201勝で日本人メジャーリーガーのパイオニアとなり、トルネード旋風を巻き起こした。
それ以前は大きく間が空き、1994年に王貞治(元巨人)が選出。通算868本塁打は不滅の金字塔だ。
そして初めて1年目選出されたのが、1960年のスタルヒン(元巨人など)。通算303勝したプロ野球初の300勝投手として、歴史に名を刻んだ。
選出に十分に値する成績を残しながらも、1年目からの選出は歴史上この6人しかいない。それだけ大いに価値があると言える1年目からの選出。岩瀬は7人目として続くことができるのか、それとも――。今年1月にはアレックス・ラミレス(元DeNA、巨人など)が殿堂入りした。2024年の殿堂入り選出者は、来年1月18日に発表される。(文中敬称略)
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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